モノクロ現像
- 「各250ml × 現像本数分」の現像・停止・定着をビーカーに出す
- 現像液はD-76を原液(stock)(acrosの場合はミクロファイン )
- 停止液は「酢酸キャップ1杯」で「水1L」
- 定着液は原液
- 全て20℃にする(温度が低いのは絶対ダメ)
- 現像の時間をこのサイトで決める
- 「select a film」は現像するフィルム
- 「all developers」はD-76を選択してsearch
- 「stock」の欄を見て、そのフィルムに合った「ASA/ISO」を探す(増減感してなければフィルムに書いてあるisoそのまま)(場合によっては希釈Dilution現像)
-
定着液使用状況表を見て、「8本ごとに15%」時間を伸ばす。
- 時間を決定
- 現像液を入れる。タイマーをスタートする。
- 初めの1分間は攪拌(攪拌:タンクを振ること)
-
「50秒放置して10秒攪拌」の規定の時間まで続ける。
-
現像液をビーカーに戻す
-
停止液を入れる
-
40秒間攪拌
-
停止液を捨てる
-
定着液を入れる
-
初めの1分間は攪拌し、そのあとは「50秒放置10秒攪拌」を5分間
-
停止液をビーカーに戻す
-
仮水洗(1分間流水で流す)
-
フィルムドライヤーの電源をつけて暖めておく
-
QWを入れる
-
1分間放置
-
QWをタンクに戻す
-
本水洗(流水で20分間)
-
フィルムの地(数字やフィルムの種類が書かれている部分)が透明ならOK!(地がピンク色だった場合は定着不足なので、もう一度定着液からやり直す(再定着)。もしくは30℃ぐらいの温水で攪拌し余計な銀を流す)
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ドライウェルを入れる
-
1分間放置
-
ドライウェルをタンクに戻す
-
フィルムを干す
-
10分くらい放置
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干したままネガシート(フィルムを入れるやつ)からフィルムを切って入れる
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6枚ずつ切って入れるのがおすすめ
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定着液使用状況表に「日付・名前・本数」記入しておしまい。
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最後に使ったビーカーなどを洗う。
-
現像液を入れていたビーカーはスポンジで洗うこと
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おしまい!!
モノクロ現像例
(条件)Ilford
HP5+を3本現像する
HP5+はiso400として撮影
定着液状況表ではD-76が17本現像済み
気温は14度
- 750ml の 現像・停止・定着 をビーカーに出す
- 現像液はD-76を原液で出す
- 停止液は「酢酸キャップ3/4杯」で「水750」
- 定着液は原液で出す
- 今日は寒いので、全て20℃にする(温度が低いのは絶対ダメ)
- 現像の時間をこのサイトで決める
- 「select a film」は「Ilford
HP5+」
- 「all developers」はD-76を選択してsearch
- 「stock」の欄を見て、そのフィルムに合った「ASA/ISO(400)」をみると、「7.5分」
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定着液使用状況表を見て、17本既に現像されてるので30%時間を伸ばす。
- 7.5*130%=9.75分=「9分45秒」に決定
- 現像液を入れる。タイマーをスタートする。
- 初めの1分間は攪拌(攪拌:タンクを振ること)
-
「50秒放置して10秒攪拌」の9分45秒まで続ける。
-
現像液をビーカーに戻す
-
停止液を入れる
-
40秒間攪拌
-
停止液を捨てる
-
定着液を入れる
-
初めの1分間は攪拌し、そのあとは「50秒放置10秒攪拌」を5分間
-
停止液をビーカーに戻す
-
仮水洗(1分間流水で流す)
-
フィルムドライヤーの電源をつけて暖めておく
-
QWを入れる
-
1分間放置
-
QWをタンクに戻す
-
本水洗(流水で20分間)
-
フィルムの地(数字やフィルムの種類が書かれている部分)が透明ならOK!(地がピンク色だった場合は定着不足なので、もう一度定着液からやり直す(再定着)。もしくは30℃ぐらいの温水で攪拌し余計な銀を流す)
-
ドライウェルを入れる
-
1分間放置
-
ドライウェルをタンクに戻す
-
フィルムを干す
以下は同左。
現像本数
film1本
film2本
film3本
film4本
パターソンの場合
film1本
film2本
現像a液
25ml
50ml
75ml
100ml
パターソンの場合
30ml
60ml
現像b液
25ml
50ml
75ml
100ml
パターソンの場合
30ml
60ml
水の量
200ml
400ml
600ml
800ml
パターソンの場合
240ml
480ml
合計の現像液の量
250ml
500ml
750ml
1000ml
パターソンの場合
300ml
600ml
現像本数
film1本
film2本
film3本
film4本
パターソンの場合
film1本
film2本
定着a液
35ml
70ml
105ml
140ml
パターソンの場合
42ml
84ml
定着b液
50ml
100ml
150ml
200ml
パターソンの場合
60ml
120ml
水の量
165ml
330ml
495ml
660ml
パターソンの場合
240ml
480ml
合計の現像液の量
250ml
500ml
750ml
1000ml
パターソンの場合
300ml
600ml
※現像手順はフィルムの現像方法を参照のこと
ただ、温度が下がらないように注意すること!!